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翡翠の歴史は?翡翠(jade)ヒスイの主な産地はどこ?

2018.06.07
ヒスイは宝石の一種です。
ヒスイは英語ではジェイドとも呼ばれます。
このヒスイは世界各地で算出されますが、その歴史などについても知っておくと売る場合にも役立つでしょう。
実はヒスイにはこんな興味深い歴史があったのです。

ヒスイの歴史について探る

ヒスイは興味深い宝石の一つです。
ヒスイは淡い緑色をしていることが特徴ですが、硬玉と軟玉といった種類もあります。
このヒスイは歴史も深く、石器時代から用いられてきたと指摘されているほどです。

翡翠の歴史、主な産地

とくにヒスイは中国やインカ文明などでは古代から珍重されてきた人気が高い宝石であることも特徴です。
地域によってヒスイは金よりも重宝され、貨幣の一部として活躍したこともあります。

日本でも太古からヒスイは珍重されてきました。
ヒスイは主に宝石として用いられましたが、祭祀の際にもヒスイは活躍してきた歴史があります。

ヨーロッパでもヒスイは人気ですが、ヨーロッパでのヒスイの人気はごく最近始まったものです。
ヒスイはスペイン人がアステカ王国を滅ぼした後に持ち帰ったためにヨーロッパに広く知られるようになりました。
その後は貴族の間を中心としてヒスイの人気も高まりましたが、ヨーロッパの宝石細工と相まってヨーロッパ製のヒスイ細工の品質は大変高くなっています。

ヒスイの利用法も世界各地で様々なことも特徴です。
例えば、南米大陸ではヒスイを用いた仮面がよく製作されました。
中国では宝石などとして用いられましたが、中国の工芸品は様々なものが出土しています。

こうしたヒスイの産地ですが、ヒスイは世界各地で算出されます。
硬玉と軟玉で産地も変わってきますが、硬玉の場合にはミャンマーのカチン高原やカザフスタン、米国のカリフォルニア州、ロシアのサヤン山脈などが主な産地です。
ちなみに日本でも硬玉は算出されます。
日本の硬玉はそこまで品質はよくありませんが、新潟県糸魚や熊本県八千代、鳥取県などの一部の地域で算出されています。
日本産の硬玉は割高なことも特徴です。

一報、軟玉の主な産地はニュージーランドや米国ワイオミング州などです。
軟玉は硬玉よりも希少であり、産地も限られてきます。
日本でも軟玉は算出されますが、その量は希少です。

このようにヒスイも調べてみると意外と面白いもの。
産地によってヒスイの性質も変わってきます。
このため、これからヒスイを購入する際にはどこ産のヒスイなのかチェックしておきたいところです。

ヒスイについてもっとよく知ろう

ヒスイは知れば知るほどに謎が深まる興味深い宝石です。
そんなヒスイについてもっと詳しく知りましょう。
まず、ヒスイをより深く知るために押さえておきたいのが硬玉と軟玉の違いについてです。
硬玉と軟玉でかなり性質が変わってくることもありますが、硬玉は軟玉よりもより価値が高いとされています。

実際、宝石として珍重されてきたのも硬玉です。
硬玉は産地も多いのですが、軟玉は古代メキシコなどでは宝石扱いされずに半貴石扱いされていたことも特徴でしょう。

また、安価なヒスイは軟玉のことが多いです。
軟玉のヒスイはまがいものも多いですから、ヒスイを購入する際には硬玉なのか、それとも軟玉なのか」をしっかり見極めておきましょう。
ヒスイ買い取りをしてもらうといった際にも軟玉だと価値がつきにくいです。

ちなみに、軟玉でも価値が高いヒスイはあります。
それが半脂玉と呼ばれるヒスイです。
これは中国では硬玉よりも価値が高いとされています。
かなりレア度も高く日本でもそこまで見つかりにくいものですが、白く透明感のある独特な感触があるのが特徴になっています。

また、ヒスイの語源についても知っておきましょう。
ヒスイは日本や中国ではそもそも他の宝石と一緒くたに「玉」と総称されていましたが、時が経つにつれて次第にヒスイと呼ばれるようになってきました。
そもそもこのヒスイという言葉は、元々はカワセミを指す言葉であったことも特徴です。

ヒスイがヒスイと呼ばれるようになったのは「カワセミのように美しい」「カワセミの羽の色に似ている」ためなのです。
他に、このヒスイは英語ではジェイドと呼ばれることも特徴です。
硬玉はジェイダイト、軟玉はネフライトと特に区別されます。

ヒスイにはいろいろな等級があることも知っておきましょう。
ヒスイの等級の分け方も地域によって異なりますが、通常はAジェイド、Bジェイト、Cジェイドの3つにわけられます。
Aジェイドは全く処理が施されていないヒスイであり、ナチュラルナチュラルと呼称されます。

Bジェイドは樹脂に浸して最低限の加工を施したヒスイです。
一方、Cジェイドはより価値を高めるために染色されたものになっています。
このように等級もありますが、自分が購入する・売ろうとしているヒスイはどの等級に当てはまるのか知っておくことによって、より便利に利用していけることでしょう。