買取店はたくさんあるけど、どこで売っても価格は同じ?大手買取店と専門店の違いとは?

TOP 珊瑚 買取店はたくさんあるけど、どこで売っても価格は同じ?大手買取店と専門店の違いとは?
  • 珊瑚

買取店はたくさんあるけど、どこで売っても価格は同じ?大手買取店と専門店の違いとは?

2018.11.20

宝石の中でも一般の方にあまり馴染みがないのが珊瑚や翡翠です。
そのため、それそのものの価値を理解している人は多くありませんが、大昔から重宝・珍重されてきました。
また、他の宝石のようにモノによっては高い価値がつくものなので、処分を考えているのなら然るべき業者に買取ってもらうのがいいでしょう。
買取業者によって査定額は変わってくるため、後悔しない買取をするために1つの業者ではなく複数社の査定を受けるのがおすすめです。
とはいえ、探してみると業者はたくさんあります。
そこで、まずは数ある中からより高額査定が期待できる業者を選ぶ方法をチェックしてみましょう。

買取ってくれる業者にはどこがある

翡翠や珊瑚を買取ってくれる業者には大きく分けて「大手買取業者」と「専門買取業者」があります。大手業者とは、全国や一部地域でチェーン展開をしている一般的なリサイクルショップのことです。ここでは洋服、家具、家電、雑貨類などあらゆる生活用品をまとめて買い取ってもらうことができるのが特徴です。
購入する場所選びのポイント
また、ブランド物や宝石などの装飾品、フィギュアや楽器などの趣味ものなども買い取ってもらえます。
対する専門業者は特定の品物を専門的に買取るリサイクルショップのことです。
例えば洋服のみの買取、家電のみの買取、骨董・美術品のみの買取など様々な専門業者がいます。
また、洋服の買取でもラグジュアリーブランドに特化した業者もあれば、ストリート系ブランド、ギャル系ブランド、ロック・ロリータ系ブランドなど特定のブランドスタイルの買取に特化した業者もあります。
リサイクルショップによりますが、多くの業者では「店頭」「宅配」「出張」の3つの方法による買取を行っています。
自宅近くにお店があるのなら店舗に持ち込む、自宅近くに店舗がない又は品物が多い場合は宅配で店舗まで荷物を送る、業者の出張範囲に住んでおり品物が多い場合は自宅まで出張してきてもらう方法で査定してもらうことができます。
いずれの方法を選んでも構いませんが、宅配配送料、出張手数料、振り込み手数料などは業者によって変わります。
査定に満足できなければ売る必要はないので、手数料を事前に確認して納得したうえで利用すれば、鑑定だけで損をすることはないでしょう。

大手は比較的何でも買取が可能

大手業者は比較的何でも買取可能なのが特徴です。
着なくなった洋服、使わなくなった家電、買い替えて処分したい家具などをまとめて売ることができます。
そのため部屋の片づけや引っ越しの際に利用するケースも少なくはありません。
ただし、買取った商品は中古品として売られるため「まだ使える状態のもの」でなくてはいけません。
つまり、破れがあったり傷みが酷い洋服、壊れて動かない家電、シールなどでベタベタした家具などは買取ってもらうことはできないでしょう。
また、稼働に問題はなくても年式が古い家電も買取が難しくなりますが、査定額が付かなくても無料引き取りをしてもらえるものもあるため、自分で処分する手間や費用を考えたら引き取りでも損をすることはありません。
さて、問題なのは宝石や鑑賞石類の買取ですが、こちらも可能です。
しかし大手業者の場合はアルバイトがマニュアルを見て査定を行うため、価値に見合った査定額を期待するのは無理でしょう。
さらに、買取では需要が査定額に大きく影響します。
売れる可能性が高いものほど高額査定になるため、そのリサイクルショップの販売力によって査定額が変わってきます。
「なんでも買取る=なんでも販売する」リサイクルショップでは、中古品で安く手に入れたいお客さんが集まるため高価な宝石が売れる可能性というのはあまり期待できないかもしれません。

専門店は価値を適切に出してくれる

専門業者は特定の品物しか買取りません。
そのため、色んなものをまとめて売りたいという人にはおすすめできませんが、高い価値がつきそうなものを売るときには利用したいリサイクルショップです。
専門業者だけあって、骨董品・美術品・宝石などの専門鑑定士が在籍しているのが特徴です。
専門の鑑定士がいれば適切な鑑定を行い、適正価格で買取ってもらうことが期待できるでしょう。
ただし翡翠や珊瑚は宝石か鑑賞石かによって選ぶべき専門業者が変わります。
アクセサリーとして加工されているものならジュエリーの買取に強い業者、鑑賞石なら骨董・美術品の買取に強い業者がいいとされています。
アクセサリーの場合、ジュエリーの買取に強い業者だと宝石そのものの価値はもちろん、金属の素材やデザインまで考慮して査定をしてくれます。
また、業者に加工できる技術があれば古いデザインでも高価買取が期待できます。
目的に応じた業者を選んだほうが高額査定のためには賢い選択になるでしょう。
そして、こちらでも需要はやはり査定に大きく影響します。
専門業者なら特定の品物に対する販売力があるため、売れるという自信から高値をつけてくれることもあります。

なんでもそうですが、高く売ろうと思うのなら「然るべき場所で売る」ことが大事です。
とりあえず処分できればいいという気持ちなら、リサイクルショップを比較する必要はありませんが、少しでも高く売りたいと思うのなら比較は大事です。
基本的に査定料はいずれのリサイクルショップも無料なので、高価査定が期待できそうな業者を複数ピックアップして査定をしてもらうのがおすすめです。
その上でより高く買い取ってくれる業者に売るようにしましょう。
また、何度も店舗に持ち込んだり送るのが面倒という場合は事前査定を利用してみるのもいいでしょう。
業者によりますが、メールやLINEでの事前査定をしている業者もあります。
画像を添付して状態などをメールをすれば概算の査定額を教えてもらえるサービスです。
これを利用すれば手軽に複数の業者を比較することができます。
ただし事前査定額は目安であり、その価格で買い取ってもらえるという保証があるわけではありません。