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珊瑚の中で一番価値が高いのは赤珊瑚?

2018.06.06
珊瑚にはいろいろなものがありますが、珊瑚の種類によってもその価値は変わります。
例えば、モモイロサンゴは産地によってはかなり希少価値が高いものがあります。
特に珊瑚の中でも価値が高いとされているのが赤珊瑚です。
赤珊瑚はネックレス等としても用いられますが、一体赤珊瑚にはどのような特徴などがあるのでしょうか。

赤珊瑚の価値とは?その生息地などについて

珊瑚にはシロサンゴやモモイロサンゴなどがあります。
それぞれで色も変わってくるだけでなく、骨格の強度なども変わります。
この中でも紅珊瑚は宝石などに向いた特性が多くなっています。
まず、紅珊瑚の特徴ですが、紅珊瑚はその名の通り紅色なのが最大のポイントです。

赤珊瑚

紅珊瑚の紅色は綺麗なことから塗料に用いられることもあるほどです。
塗料としての紅珊瑚もかなり価値が高くなっています。
紅珊瑚の宝石はかなり見栄えがすることもあり、かなり珍重されてもいます。

紅珊瑚の産地についてですが、紅珊瑚は主に地中海で採取されます。
地中海産の紅珊瑚は各種ある珊瑚宝石の中でも特に価値が高くなっており、人気が高いのが特徴です。
地中海以外にも太平洋でも紅珊瑚は産出されますが、やはり地中海産の紅珊瑚には価値的には劣ります。
日本でも紅珊瑚は産出されますが、その産地は小笠原諸島や鹿児島県、五島列島などです。

紅珊瑚は骨格強度が高いこともあり、長持ちすることも利点でしょう。
しっかりと手入れをすればその輝きを数十年以上も保つこともできます。
このため、転売するのにも向いているのが紅珊瑚なのです。

紅珊瑚は群体として生息していることも特徴です。
紅珊瑚は枝状の骨格を形成し、先端に行くにつれて細かく枝分かれします。
色も先端に行くにつれて赤色から白色になっていくことも特徴です。
紅珊瑚は水深200m程度の海域で生息しており、網などを用いて採取されます。
高さは50cm程度ですが、大きな個体だと1mを軽く超えるものもあります。
こうした大きな個体の紅珊瑚はそのまま置物などとして用いられることもあります。

紅珊瑚の利用方法ですが、ネックレスや指輪などのように硬度が要求される装飾品に加工される事が多いです。
ネクタイピンの紅珊瑚もかなり人気が高くなっています。

このように紅珊瑚もなかなか奥が深いものですが、価値的には珊瑚関連の宝石の中でも最も高いものの一つです。
特にヨーロッパ産の大粒紅珊瑚は価値が高いのでチェックしておきたいところです。
とはいえ、紅珊瑚もしっかり手入れしないと価値も次第に少なくなっていきますから注意しておきましょう。

珊瑚の価値を分ける特性とは

珊瑚には実にいろいろなものがありますが、珊瑚の価値を分析する尺度は幾つかあります。
例えば、珊瑚の骨格強度で分けてみると良いでしょう。
例えば、八射珊瑚はかなり硬い骨格を作るのが特徴であり、宝石としても適しています。
逆に骨格強度がかなり脆いものもありますが、こうした珊瑚はやはり宝石としての価値は少ないものです。

珊瑚の色も珊瑚の価値を大きく分けます。
珊瑚宝石などとしてはやはり赤色の珊瑚が一番の価値がありますが、他にもパープル、黄色などの珊瑚も人気があります。
逆に色が単色でない珊瑚は人気もそこまで高くありません。

珊瑚は産地も重要なポイントです。
産地が変わるだけで同じ種類の珊瑚であっても価値が大きく変わることもあります。
ヨーロッパ産の赤珊瑚がその良い例です。
このため、珊瑚宝石を購入する際には必ず産地も確かめておくと良いでしょう。

このように珊瑚の価値を決める要素はいろいろとあります。
こうしたことはすべて珊瑚の鑑定書に記載があるので確かめておくと良いでしょう。
もしも鑑定書などがない場合には鑑定を依頼してみるのも一つの手かもしれません。

珊瑚関連品を宝石店で売るということもあるかもしれませんが、この際にはなるべくいろいろなお店に行って見積もりをしてもらったほうが良いです。
店舗によっては同じ商品でもかなり高く鑑定してくれることもあります。
時には数万円以上も買値に違いが出てくることもありますのです。
そのため、特に価値が高い紅珊瑚などを売る際には少し面倒でもいろいろなところに持って行くと良いでしょう。

宝石の売りどきを考えることも大事です。
時期によってはより高値で売れることもあるでしょう。
例えば、地域によっては品が不足しがちな秋などに宝石を売るとより高く売れることもあります。
これもこれから宝石を売る際には押さえておきたいポイントです。